同窓会 SN
第40章 秘密6 翔
今の俺は理性と感情、自己嫌悪と嫉妬 全てがぐちゃぐちゃだ
和也は悪くないと わかっていながら、それでも尚
お前を傷つけるようなことを口走りそうな自分が怖いんだ
ごめん・・・、ホント俺ってバカだ
まっすぐ帰ろうかと思ったけど、どうせこのままじゃ眠れっこない、と思い直し、タクシーで石川町へ。
荷物をロッカーに預けて 深夜の街をフラフラ歩く。
深夜といっても土曜の夜だ。
昼間と同じくらいの人々が歩いている。
以前によく行ってた顔馴染みのバーに行って 飲みなおすことにした。