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同窓会 SN

第40章 秘密6 翔


6-2


いつの間にかカウンターに突っ伏して眠っていたようで、
「櫻井さん、もう帰ったほうがいいですよ」
と声をかけられる。


うん・・・そうだよな・・・
わかってる・・・うん・・・


気怠くて、瞼もロクに開けられないままに 重い頭をのろのろとあげる
けど 途端に狭い視界がぐらぐら揺れる

ヤバいな
俺、何杯飲んだっけ


「一緒にお勘定して」


誰だろ・・・俺、誰かと一緒だったっけ?
何となく 誰かと話しながら飲んだような気もするけど・・・

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