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同窓会 SN

第40章 秘密6 翔



だめだ、頭が朦朧としてる
記憶は深い霧の中だ


あ・・・もしかして、和也が来てくれた・・・
はずないな

そんな都合の良い事あるわけない



うう・・・気持ち悪い・・・。


「気持ち悪いのかな・・・大丈夫ですか?」

うん・・・大丈夫・・・吐きはしないよ


「タクシー呼んでありますから、肩に掴まって・・・」

はい・・・

ぐでんぐでんになって、足元もおぼつかない俺
抱えられるようにして、なんとか車に乗ったところまでで  
記憶はぷっつり途切れた。



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