テキストサイズ

同窓会 SN

第40章 秘密6 翔


6-3

いつの間に家までたどり着いたのか、ベッドで目が覚めた。


喉が渇いて、真っ暗な部屋の中

「水・・・」

呻くように言葉を絞り出すと
隣にいた誰かが動く気配。

冷蔵庫を開け閉めする音、こっちに近づいてきたらしい微かな足音がして ベッドがたゆむ。


唇に柔らかいものが触れ、冷たい水が口の中に注ぎ込まれる。



和也・・・。
いてくれたのか・・・。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ