同窓会 SN
第42章 秘密8 翔
8-2
と、思っていたのに。
ロクに寝てなかった俺は 夕方から睡魔に襲われ、少しだけ、と横になった途端 あっという間に熟睡してしまったみたいだ
カーテンも閉めず、開け放したままの窓からの日差しが眩しくて目を開き
一瞬、何で夕方なのに明るいんだ?なんてボケてから
しまった!と飛び起きる
やっべぇ!もうすっかり朝になってるじゃないか!
何時だ?6時半?
あ・・・よかった。
まだ会社に行くのには余裕がある時間だ。
だけど、結局 和也に連絡しないままになってしまった。
そして携帯を見ても 和也からの着信もLINEもない。
和也・・・
早く話をしたいのに
お前の方はそんな風に思ってない、ってこと?
もしかして金輪際連絡なんかするもんか、なんて思ってるのかな