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同窓会 SN

第44章 秘密10 翔



「6時半でいい?7時でも間に合うけど」
「・・・どっちでもいいけど」

「んじゃ、45分。」
「・・・おやすみ」

「おやすみ」



心なしか和也の返事に力が無い
・・・やっぱ疲れたよなぁ
うん、これは止めて正解だったな


そして俺の方も
今日なんて何時間寝た?って感じで寝倒したのに、心地よい疲れのせいか、安心感からか吸い込まれるように すぅっと眠くなった。

和也の体温とその匂いが 催眠導入剤のように俺を心地よく眠りへと誘う。



おやすみ、和也
もうどこへも行くなよ
ずっとずっと俺の傍にいろよ


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