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同窓会 SN

第44章 秘密10 翔


10-3

ん・・・なんか、モゾモゾする

誰かが俺に密着して・・・鎖骨のあたりに・・・キス・・・?

和也か?いや、和也が自分からこんなふうに 俺にくっついてくるはずない。

・・・ってことは、夢?
それとも まさか、また違う誰か???


と、考えた瞬間、完全に目が覚めた。


でも、俺の顎に触れる柔らかい髪とこのいい匂いは 間違いなく和也のものだ。

薄目を開くと ブラインドを閉めてあっても部屋の中はうっすら明るくなっていて
俺の目の前にいる和也が何だかごそごそ動いてる。


もう朝なんだな・・・
うん、やっぱり和也だ
夢じゃなくてよかった。



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