同窓会 SN
第44章 秘密10 翔
「おはよ・・・何してんの?」
「!・・・お、はよ・・・あ、あの 起こしちゃった?ごめん・・・」
「ん、いいけど、今何時?5時?早いな・・・どうした?目が覚めちゃったの?」
「ん・・・あの・・・翔 まだ疲れてるだろ?眠いなら寝てていいけど・・・」
「え?どう言う意味?こんだけ寝たらさすがに疲れも取れたけど・・・何?起きて何かしたいの?」
何だ?知らない間に早朝ジョギングでも始めてたとか?
そう言えば体力作りがどうこう言ってたっけ
「あ、・・・うん・・・あ、でも、別に・・・いいから・・・」
「何?どうしたんだよ??・・・ちょっとこっちおいで・・・?」
こんな歯切れの悪い和也、初めてじゃないか?
何だろ?と、不思議に思う
というより 寧ろ心配になってきたぞ
その両脇に腕を入れて 俺の方にぐっと引き寄せ 身体もぴったりくっつくように脚を絡ませた。