
同窓会 SN
第46章 危険な選択2 翔
俺は 人気や世間の評価が大切な 政治家でも芸能人でも無い。
たとえ一時的に世間にバッシングを受けようとも
必ずまた這い上がってきて 実力で生き残ってやる。
だから そのために泡喰って 過去をもみ消すような
真似はする必要ないのに・・・。
「あおいさん、明日の夜って何か入ってたっけ?」
「明日ですか?19時から 得意先の方と会食の予定ですけど・・・」
「19時・・・」
ほら見ろ。
俺は仕事があるんだ。
ペニンシュラなんて 行ってられないんだ
・・・行くわけないんだからな
