
同窓会 SN
第46章 危険な選択2 翔
「余計なお世話です。俺は和也を信じてますから」
「そうですか?でも二宮さん、私と一緒に飲むことは承諾してくれましたよ。これって気を許してる証拠ですよね?もう一押しすれば・・・私には落とす自信がありますけどね」
「それは貴方に恩義を感じてるだけであって、和也は俺を裏切ったりしません」
「貴方を守るために 身を差し出すことが裏切りですか?」
「だから!俺はそういうことは、しないで欲しいって はっきり伝えてあるんです。それでもあいつがそんなことをして俺に隠し事をするなら それは俺にとっては裏切りに等しい行為なんですよ。もういいです、俺帰ります」
本気で帰るつもりだった。
なのに・・・
「ホントは自信がないんでしょう?」
