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同窓会 SN

第46章 危険な選択2 翔



「いえ。実はもう返してもらう必要ないんです。」
「・・・それ、どういう意味でしょう?」

「櫻井さんに言ってみたんですよ。貴方が300万出して記事を止めたいと言ったけど、手持ちが足りない分は身体で払ってもらうことにした、とね」
「なっ、なんでそんなこと!なんでそんな嘘つくんですか?」

「なんで?まぁ半分はそれを本当にする自信があったのと、半分はそう言ったら櫻井さんはどう出るか、興味があったので」
「そ、それで?」

「まぁまず予想通りに自分がお金を払うと言いましたが、それじゃ面白くもなんとも無いでしょう?もちろん断りましたよ。そしたら、どういったと思います?・・・泣かせますよね、二宮さんの代わりに自分が相手をするから、と。」


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