同窓会 SN
第48章 危険な選択4 翔
「これ、300万出して買ったってホントかな?」
「それも冗談だろ?なんでそんなもの俺たちに渡すんだよ?大体、なんであの人がこれを買わないといけないんだ? って。・・・あー、これかぁ。」
「ん?ナニ?」
「ほら、女性を相手にする方に支社長の名前がある。んで、オトコ相手の方には堤社長本人が・・・」
「え?二人共?ん~、それはちょっとマズイかもね。じゃあ、名簿を買取りたかったのはホントなんだ。でもなんで俺たちに渡したのかな?隠さないといけないことじゃん?」
「隠したい・・・かなぁ?俺は、あの人そんなスキャンダル気にしないと思う。名簿流出を防いだのは支社長に言われたか何かで、とりあえず・・・、ってぐらいだろ。それを使ってお前抱く為の罠をしかけるぐらいだからな、俺達に見られるのなんてどうってことないんだよ、きっと。寧ろ 手の内晒してますよ、っていうアピールの為に利用してる感じしないか?」