同窓会 SN
第48章 危険な選択4 翔
「そう言えばさっき、“横浜の時のお詫びに仕事の発注をすると約束してたんですが、まだ少し時間がかかりそうなので その代わりを用意しました”とか言ってたんだった・・・」
「やっぱり?多分、俺たちのこと知ってる代わりに 自分の弱みも見せて これで秘密を握り合う運命共同体だから信用してくれって言いたいんだよ」
「運命共同体・・・あの人と・・・。なんか怖いけど」
「俺もやだ。あいつ絶対お前のことまだ諦めてないと思うし、この名簿も、実質あいつの弱みなんかにはなりそうもないもんな。隙あらばまた あの手この手で接近してきそうだ。お前、ホンットに!気をつけろよ。油断すると一口で喰われるぞ」
「な、何言ってんだよ。翔こそ・・・あの人、翔になら抱かれてもいい、みたいなこと言ってなかった?」
「馬鹿!気持ち悪いこと言うなよ。俺 絶対にあんなごつい奴相手に勃たないから!あいつの中に挿れるなんて考えただけで、・・イテッ!」