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同窓会 SN

第50章 大阪2 翔



自分でも驚いた。
そう言われた途端に 涙がぽろっと零れたから。


「あれ?なんで俺・・・」
「吐き出したほうが楽なら全部言っていいぞ。俺も酔ってるから 明日には忘れてやる」

「・・・・・・」


そんなつもりなかったのに、

いつの間にか俺は 高校時代からの行き場のない想いと、何ヶ月か前から急に連絡が取れなくなって、ますますその想いを募らせていることなんかを

酔った勢いで 全部打ち明けてしまっていた。


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