同窓会 SN
第52章 大阪4 翔
呻くように言うと、社長は悪びれずにバルコニーの方を指差して
「あぁ、汚れてたから洗って干しておいた。夕方までには乾くだろう」
ちょっと待てよ・・・。
俺、夕方までここにいなくちゃいけないってことか?
有り得ないだろ
「何か用事あるのか?俺の服貸そうか?」
「・・・いいです。濡れててもいいから 今すぐ着て帰ります。」
「馬鹿言うなよ、真冬だぞ。」
「いいから、帰らせてくださ・・!」
ガバっと起き上がると 毛布の下の俺は何も身につけていなくて
思わず見下ろした裸の胸には幾つもの赤い痕。
「!」