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同窓会 SN

第52章 大阪4 翔


4-2

その後 無事3回生に進級できることが決まった俺は 春休み中もがっつりシフトを組んでもらってバイトに明け暮れていた


そんなある日、バイトが休みの土曜日に一人で街をブラブラしていると。


「翔!」
「おっ、久しぶり。元気だった?」

松潤とばったり出会ったんだ。

大学に入ってからは 高校の時の友達とは自然に疎遠になりつつあって
あの頃一番仲が良かった松潤とも 顔を合わせるのは久しぶりだった



「ああ。一人?どう、お茶する時間ある?」

友達との待ち合わせにまだ30分ぐらいあるという松潤と 手近なカフェに入って近況報告なんかを話してるうちに



「あ、そう言えば昨日和也見たよ。女の子とデートしてた」



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