同窓会 SN
第5章 10年ぶりのアイツ4 和也
「あぁっ・・・はぁぁ・・・、あ・・・、待って、 ゆっくり・・・」
「痛い? ごめん、・・・もっと優しくするから・・・」
俺を抱くときの翔は すごく優しい眼差しと優しい口調になる。
それは 俺をとても幸せな気持ちにしてくれるけど、
同時に その優しさを過去の恋人達にも与えてきたんだと思うと 胸の中が苦いもので一杯になったりもする。
俺・・・嫉妬してる。
今は俺だけだと信じたいけど、それでも過去に翔に抱かれた男達や女達
顔も名前も知らない奴らに嫉妬してしまうんだ。
こんなことは初めてで
俺は自分自身に戸惑い、うろたえてしまう。
・・・どうなってんだ?俺・・・