同窓会 SN
第5章 10年ぶりのアイツ4 和也
こんな自分が不思議で、何だか怖いような気がする一方で
俺のことを好きだと言ってくれる翔に、
もっともっと俺を愛して欲しい、と強く思う
翔の心も身体も 全部独り占めしたくて
俺の心も身体も全部独り占めしてもらいたい。
翔の言う「好き」はどれくらいの気持ちだろう?
実はそこに深い意味なんか無くて、物珍しさから興味を持っただけだったら?
「もう飽きた」の一言で、他の誰かとチェンジさせられる存在だったら?
気を付けろよ
好きになればなるほど、いつかその分辛くなるかも知れないぞ
そんな風に自分に言い聞かせても
もう、この気持ちは止められない
俺は、どんどん翔に溺れてくみたいだ