
同窓会 SN
第52章 大阪4 翔
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「今日はちゃんとベッドへ行こう」
深い深いキスに酔わされ、優しく抱き締められたまま耳元で囁かれた俺は、頷きこそしなかったものの、肩を抱かれたまま自分の足でベッドルームまで歩き、全身にキスされながら、社長がすべてを脱がせていくのにされるがままだ。
「翔・・・綺麗だな、お前・・・」
「は・・・ぁ・・・、うぅ・・・」
社長の大きな手が俺の体中を滑るように撫でると、それだけで背筋がゾクゾク震え、
口から声が漏れるのを止められない。
「今日はじっくり可愛がってやるよ、イロンナ事も教えてやる」
まさに 頭のてっぺんから足の先まで 順にキスの雨が降らされていく。
自分の身体にこんなに性感帯があるなんて信じられなかった。
自分で触っても何も感じないのに、瞼も、耳も、首筋も、社長が啄むたびに、気持ちよくてジンと痺れる。
胸を弄られる頃には、もうひっきりなしに甘い声が漏れ、中心の先端からは滴が溢れた。
