
同窓会 SN
第60章 新年2 和也
「かーずーなーりっ♪」
赤くなった顔をリセットしたくて 逃げるように洗い物を始めた俺の周りを 翔がちょろちょろしてる
と思ったら、ガバっと後ろから抱き込まれた。
「わっ、やめろ、洗い物してるのに」
「あ、俺のことは気にせず続けていいぞ」
「・・って。あ、ちょっと・・・」
コ、コイツ、鼻歌歌いながらエプロンの下に手を入れて 服の上から上半身をまさぐってくる!
「ちょ、グラス割れたらどーすんだよっ」
「だからこっちは気にしなくていいって。そっちに集中しろよ。おお、そのグラス高そうだな~、バカラか?」
「そうだよっ。ボーナスで買ったんだからな・・・あ・・っ」
「ふふっ・・いい声・・・」
