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同窓会 SN

第62章 新年4 和也


4-2

次の日、目覚めるとすぐ横に翔の寝顔。

いつも通りの長い睫に
綺麗な鼻梁、ふっくらした唇

見つめているだけで
なんだか安心してあったかい気持ちになれる。

翔の腕をよっこいしょ、と持ち上げて その下へと潜り込み 鎖骨のあたりに鼻先をつける。
ついでに首、顎の匂いも嗅ぎ、耳の後ろもくんくんしてみた。


ふふ・・・っ、大丈夫。
いい匂いがする。
お前まだ加齢臭全然ないよ。


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