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同窓会 SN

第68章 新年10 和也


10-7

ちゃぷん



いつものように重なって湯船に浸かる


「痛くない?」
「大丈夫」

「こうしても?」


翔が腕を回し、俺の身体を自分に凭れかけさせる。

いつものように体重を預ける
いや、身体だけじゃなくて、これは心も翔に預ける行為だ

これだけの事が この上ない気持ちの安定につながる

何を聞いても 平気だ
翔への気持ちは揺らがない


と自分に言い聞かせる



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