
同窓会 SN
第68章 新年10 和也
「うん、大丈夫 痛くないよ」
「じゃあ・・・何から話そうかな・・・
向井さんと初めて会ったのは 5~6年前かな。自己啓発セミナーみたいなの。
俺は今の会社を起こしたばかりで 人脈を作る為にいろんなとこに顔を出してた。
向井さんはまだ医大生で 大学病院に勤務するか整形外科専門の病院がいいか、と 迷ってたんじゃないかな。
他の人はもっと年上の人が多かったから 自然と二人、話すようになって、気もあって仲良くなったんだよ。
で セミナーが終わってからも 連絡先交換してちょくちょく話してたんだけど。
あれは 向井さんが卒業して、大学病院勤務を選んだ頃だったかな・・・
自分はバイだって打ち明けられたんだ。
俺のこと、いい友達だと思いながらも性的な対象としても見てるって。俺さえ良ければそう言う関係になりたいから、一度試しに寝てみないかって。」
