
同窓会 SN
第68章 新年10 和也
「だけど、ヤッてないよ。・・・だってあの人 絶対タチだろ?俺だって男相手ならタチだもん。いつもお前のこと考えて 誰かを身代わりにしてたんだからな。
だから断った、そんなつもりない、って。
その時、俺は男に興味ないから、って言ったんだけど やっぱりそう言うのって匂いでわかるのかなぁ?随分怪しまれてさ・・・その後も 何回か誘われては断って、の繰り返し。
まぁ、力づくで無理やり迫ってくるようなことはなかったけど、あの人 普段は真面目なくせに 酔うとスキンシップ過多になって 人前でも構わずベタベタ触ったりキスしたりしてくるんだ。だから一時期ちょっと噂になってたのも知ってるよ
でも、そういうのもダメ、これ以上こんなこと続けるのならもう会わない、ってはっきり言ってからは 何もしなくなったから安心してたし、大体最近ではお互い忙しくてずっと会ってなかったよ。これはマジで」
