テキストサイズ

同窓会 SN

第6章 10年ぶりのアイツ5 翔


タクシーを急がせて銀座へ向かう。
俺の頭の中はぐちゃぐちゃだった。

チクショー、あいつソッチだったのか。
どーりでウチの美人秘書とか 綺麗ドコロと一緒に飲ませても カラオケ行かせても 反応なかったはずだ。

こんなことと知ってれば、社内でも絶対に和也と顔を合わせないように細心の注意を払ったのに!



こないだなんか 挨拶までさせてしまった・・・


くそっ、この話、きっぱり断ってやる。
デカイ取引だろうと何だろうと知るもんか。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ