同窓会 SN
第6章 10年ぶりのアイツ5 翔
珍しく頭に血が上ってしまった俺は、そいつに
「今のメンバーはこの仕事に対して俺が選んだベストであるから、正当な理由なくして交代させる気はないこと」と
「二宮には婚約者がいるから」(勿論嘘だけど)と、告げ、
「この返答に不満があるなら 今回の話は無かったことにしてもらって構わない」
と言い放った。
だけどそのスケベ親父は
「じゃあ、紹介だけしてくれたら後は自分で口説くから。それなら個人の自由、大人同士の話し合いって事でいいでしょう?
そうだ、今ここに彼を呼んでもらえませんか?」
なんて言いやがる。