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同窓会 SN

第72章 桜2 翔


2-3

帰り道も 和也は口数少なく、俺が話をふっても最小限のことしか返してこない

向井さんの事で 機嫌が悪いのかな・・・
俺のせいじゃないけど 和也にとっても 会って嬉しい人じゃなかっただろう。



「まだ夕飯には早いよなー・・・どっか寄りたいとこある?」
「ううん・・・翔は何か用事ある?」

「うーん、じゃあ本屋寄っていい?その後ちょっと買い物して帰ろうか」
「うん」


車をジュンク堂の駐車場に入れ 声をかける。


「俺、5,6F見たいんだけど、お前どうする?」
「まず地下から見て上がっていくよ」

「はは・・・了解」



地下はコミックやゲーム関係だからな。
そこを見る元気があるなら まぁ大丈夫だろう。


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