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同窓会 SN

第6章 10年ぶりのアイツ5 翔


何て卑怯な奴。

お前が取引相手だってこと知ってる和也が、無下に断れるはずないだろうが!
そんな奴を紹介した俺のこともどう思うか・・・
まるで俺がそれを望んで 和也を差し出してるみたいじゃないか!



絶対にいやだ。
断固拒否だ


俺は「お断りします」と一言告げて帰ろうとした。
今帰れば、まだ和也は起きてるかも・・・


今こそ「ただいま」と、あの部屋に帰りたいと思った。


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