同窓会 SN
第6章 10年ぶりのアイツ5 翔
喘ぎ声をあげても 和也は許してくれない
俺は身悶えしながら 左手を和也の髪に入れて
ぐしゃぐしゃとかき乱すことしか出来ず
「あっ、・・・あっ、・・・はァァ も、もうホントに・・・」
入院中、
利き手が不自由な事もあったし
いくら個室とは言え 病室でソンナコトを
するのも憚られ、ずっと自分でもシて無い上に
和也からの初めての行為。
視覚聴覚感覚、と すべてが刺激的すぎる
俺は一気に昇りつめ、抵抗虚しく、
そのままあっけなくイカされてしまった。
「あ、アア、イク・・・、アアアッ・・・!」
ドクドクと熱を吐き出す俺の中心から、
和也はまだ唇を離さない
そして、痙攣が治まった頃、
ようやく唇を拭いながらその顔をあげた。