同窓会 SN
第77章 桜7 和也
7-2
駄々っ子のような言い草に 思わず吹き出しそうになる。
「・・・そう言えば・・・」
「そう言えば?」
「まだサービス時間延長中だったかもな・・・」
途端に嬉しそうな顔になって 俺の手を引いて布団へと導く。
「途中でサービス時間終了、とかの寸止めは無しだぞ?」
「そんなこと・・・俺だって出来るわけねーじゃん・・・」
立ったまま浴衣の帯を解かれ、前をはだけられる。
薄い布地一枚がなくなっただけなのに 無防備になった身体が心もとなくて
翔に縋り付きたくなった。