
同窓会 SN
第78章 桜8 翔
取引先の社長に ちょっとした課題をやってもらってる間、俺は和也たちの事が気になって、注意力散漫も甚だしく
社長に質問されてもあやふやな返事をして 怪訝そうに見られてしまう。
と、和也が急に顔を上げて こっちを見てきた。
「どうかしましたか?」
「え?・・・いや、なんでもない。みんなちゃんと出来るかな~・・・と思って・・・」
「大丈夫ですよ、みんな覚えも早いし優秀です」
そんなセリフを聞いた彼女たちが また嬉しそうな表情になる。
どうでもいいけど、何で彼女たちの頭をぽんぽんしながら言うんだ?
触る必要なんて無いだろーが!
全く・・・この人たらしめ
こいつは 営業に置いた方が良かったか?
いや、それよりホストになったら 売上NO.1の人気ホストになれるかもな
