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同窓会 SN

第78章 桜8 翔



「何笑ってんだよ・・・」
「いや、珍しくよく食べたから、よっぽど気に入ったんだろうな~と」

「うん、旨かった。この甘めのタレがいいな」
「そうだな、あと山椒の香りも食欲をそそるよなぁ・・・」


ご飯粒ひとつ残さず完食した俺達に 店のご主人も嬉しそうな笑顔を見せる

帰り際 御馳走様でした、と 挨拶すると
わざわざ厨房から出て来てくれた


「東京の方だってねぇ・・・遠いところをわざわざありがとう、是非またいらしてください」
「はい、また寄らせて頂きます」


いつかまた和也と来れるといいな
いや、また絶対来よう  と密かに誓う


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