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同窓会 SN

第79章 桜9 和也

 
9-3

ふと気がつくと、もう外は明るくなっていて・・・
目の前に瞼を閉じた翔の顔

相変わらず睫毛が長いな
肌もすべすべで まるで作り物みたいに 綺麗な顔してる


なんて思いながらもぞもぞ動くと その目がパチっと開けられ、
二重のくっきりした瞳が優しく俺を見る。


「おはよ」
「おは・・・よ・・・」



ん?
声が掠れてちゃんと出ない・・・
昨日 そんな喋ったっけ?俺




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