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純子は今日も激怒する

第1章 日々の暮らしの中で激怒

純子は子供の相手をする


純子の家に親戚が遊びに来た

4歳になった男の子も一緒に




子供は凄い

なんのためらいもなく抱きついてくる


子供は鏡

こちらの言うことすることはすぐ真似される



純子は子供にせがまれて絵本を読む



二人並んで床に寝そべる



純子は感情を込めて本を読み進めてゆく

登場人物は一人一人声を変えて







読了し、余韻に浸りつつ本を静かに閉じる純子



すると、もう一度最初から絵本を読むよう子供にせがまれる純子


無論、読む
読むのだが少し納得のいかない純子







二回目は早めに切り上げて静かに本を閉じる純子



すると、またしても同じ絵本を最初から読むようにせがまれる純子


無論、読む
読むのだが、ちゃんと聞いているのか疑わしい純子



三回目…




ずるをしてページをすっと飛ばして読む純子


即座に子供から注意を受ける純子



さらに四回目…



踏み込んだが最後


長い…

それはまるで長いトンネルのよう…




五回目…

と、純子はそんなに気が長くない



無論、激怒した

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