純子は今日も激怒する
第1章 日々の暮らしの中で激怒
純子は原付バイクに乗って遠出する
ある晴れた日曜日
純子はリュックを背負い、ヘルメットとキーを持って家を出る
ヘルメットをかぶりバイクに乗ってキーを回し
出発進行
ちょっと図書館に寄って
借りてた本を返却
そして、買い物へ
K通りは純子のお気に入り
この通りは店が色々と揃っているので移動しながら用事を済ますのにとても便利なのだ
純子の住む町まで一直線で帰れるし、景色もいい
純子は脇道に入った
すると、突然
そこのバイクーーーっ
止まってーーーっ
という声が拡声器によって辺りに響いた
純子は驚き、バイクを止めて後ろを振り返ると一台のパトカーがゆっくりじりじりと動いている
純子はわけが分からず何も悪いことしてないのに挙動不審になる
再び、拡声器によって声が響き渡る
そこ、一方通行だよーーーっ
なるほどそういうことか、と純子の挙動がピタリと止まる
純子がしぶしぶUターンしようとすると
押してけーーーっ
と再び親切に鳴り響く
純子はバイクをコロコロと押している間に気づいてしまう
行きたい道はひとつ隣だった
純子は激怒した
ある晴れた日曜日
純子はリュックを背負い、ヘルメットとキーを持って家を出る
ヘルメットをかぶりバイクに乗ってキーを回し
出発進行
ちょっと図書館に寄って
借りてた本を返却
そして、買い物へ
K通りは純子のお気に入り
この通りは店が色々と揃っているので移動しながら用事を済ますのにとても便利なのだ
純子の住む町まで一直線で帰れるし、景色もいい
純子は脇道に入った
すると、突然
そこのバイクーーーっ
止まってーーーっ
という声が拡声器によって辺りに響いた
純子は驚き、バイクを止めて後ろを振り返ると一台のパトカーがゆっくりじりじりと動いている
純子はわけが分からず何も悪いことしてないのに挙動不審になる
再び、拡声器によって声が響き渡る
そこ、一方通行だよーーーっ
なるほどそういうことか、と純子の挙動がピタリと止まる
純子がしぶしぶUターンしようとすると
押してけーーーっ
と再び親切に鳴り響く
純子はバイクをコロコロと押している間に気づいてしまう
行きたい道はひとつ隣だった
純子は激怒した