
好き心少なからず
第11章 想いを込めて~新田英嗣の場合~
何でヘラヘラしてんだよ!?
「ボウル入れて混ぜてってくれよ」
指示をしていたら、後ろの方でシャカシャカと音がし始めた。
何の音だ!?
その音の方を向くと、稲村がビニール袋を振り回していて…
「何してんだ!?」
「え?小麦粉混ぜてる」
よく見れば、ビニール袋の中には小麦粉らしき白いものが入っている。
だけど!
「混ぜるんじゃなくて、ふるうんだよ!!網があるだろ!?」
「うちの姉ちゃん、ケーキとか作るときいつもこうしてるぜ?空気を含めばいいんだって」
お前の姉ちゃんの作り方なんか知るかよ!!
「ボウル入れて混ぜてってくれよ」
指示をしていたら、後ろの方でシャカシャカと音がし始めた。
何の音だ!?
その音の方を向くと、稲村がビニール袋を振り回していて…
「何してんだ!?」
「え?小麦粉混ぜてる」
よく見れば、ビニール袋の中には小麦粉らしき白いものが入っている。
だけど!
「混ぜるんじゃなくて、ふるうんだよ!!網があるだろ!?」
「うちの姉ちゃん、ケーキとか作るときいつもこうしてるぜ?空気を含めばいいんだって」
お前の姉ちゃんの作り方なんか知るかよ!!
