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好き心少なからず

第21章 頑張るしかない~八神×岸田~

話し合いが終わって、皆が帰ってしまった後。

私と先生で活動計画書を作成していた。

「輝穂が次期部長になってくれてよかった」

「そうでしょうね」

先生はこういう書類とか、書くの嫌いだもんね。

美郷だったら、先生に任せた!とか言って帰っちゃうに決まってるし。

だからこの言葉に深い意味なんてない。

私だから、って意味じゃないって分かってる。

だから無関心に、話題をスルーさせた。

「柳瀬さん、モーターからわたあめを思いつくなんてさすがですね」

「楽しくないと意味がない」

「え?」

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