
好き心少なからず
第6章 読書タイム~栗原×速水~
そんな事をウダウダ考えて、彼女の姿を追うだけの日々を過ごしている。
そんな俺に気付く事もなく、彼女は鞄を開き、本を取り出した。
今日、何を読むんだろう?
彼女が広げた本の表紙を見て、密かに笑いを浮かべる。
あの本、俺も先月読んだやつだ。
彼女も同じ本を読んでいると思うと、何だか嬉しい。
その本、どの部分が面白い?
俺は、主人公がその特殊能力を使って犯人を追い詰めていく所が良かったな。
あと、仕事で失敗して落ち込んでる時に、恋人が明るく励ましてくれる場面。
君は?
俺と同じところだったら嬉しいんだけどな。
そんな俺に気付く事もなく、彼女は鞄を開き、本を取り出した。
今日、何を読むんだろう?
彼女が広げた本の表紙を見て、密かに笑いを浮かべる。
あの本、俺も先月読んだやつだ。
彼女も同じ本を読んでいると思うと、何だか嬉しい。
その本、どの部分が面白い?
俺は、主人公がその特殊能力を使って犯人を追い詰めていく所が良かったな。
あと、仕事で失敗して落ち込んでる時に、恋人が明るく励ましてくれる場面。
君は?
俺と同じところだったら嬉しいんだけどな。
