テキストサイズ

友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「朝からご機嫌だな
何か、良いことあったのかー?」

「今日は、2日目の登校日だからね~
それに、夏枝君と一緒に登校するの楽しみだったし」

だって、初めての友達だしね。

「そ、そうかー!
んじゃあ、行こうぜー!」

「うん!」

僕と夏枝君は、学校へ向かい始めた。

言い忘れてたんだけど、僕と夏枝君の家から公園までそれぞれ5分なんだ。

公園前を左に曲がって、真っ直ぐ歩いたとこに僕の家。

公園前を右に曲がって、真っ直ぐ歩いたとこに夏枝君の家があるんだ。

◇良縁高校・1年B組~

「おはよう」

「おーっす!」

教室に入り、僕と夏枝君はクラスメート達に挨拶をする。

「おう、2人共おはよう」

「日暮君、夏枝君おはよう」

「日暮、夏枝ちーっす」

何か、こういう日常って良いな。

少しして、昨日絡んで来た不良の2人も来たけど、素通りで自分達の席に着く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ