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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「俺の名前、覚えやすいと思ってたんだけどな(苦笑)」

僕に名前を覚えてもらえてないと認識した、クラス委員は苦笑する。

「確かに、俺はクラス委員長だけどさ
十六夜ローク(いざよいローク)って名前があることお忘れなく」

そうだ、十六夜君だった。

十六夜君は、日本とロシアの銀髪のハーフ。

彼の両親は、事故で他界。

現在は、両親と仲良しのBL商業会社の女社長の家に、執事として暮らしながら高校に通ってるみたいだ。

「ゴメン、まだクラス全員の名前覚えてなくて(汗)」

「いや、良いよ
転校2日目だから、しょうがないよ」

委…十六夜君も、優しい人で良かった…。

「夏枝君は帰宅部だけど、日暮君はどこか部活に入るのかい?」

「うーん…僕も、帰宅部かな
今のところ、まだ入る予定ないから」

「そうなんだ
入りたい部があったら、僕に言ってよ
その部の顧問の先生に、紹介するからさ」

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