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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「大丈夫だよ」

そうして、2人で食べ始めた。

海苔巻きおにぎりを食べ終わり、夏枝君が作った弁当を食べるのに弁当箱を開ける。

「あ、これ…。」

焼きそば、海苔巻きおにぎり3つ、ほうれん草、白身フライ…。

僕の好きな食べ物ばかりだ…。

「昨日、公園着くまでいろいろ質問しあってた時に、お前の好きな食べ物聞いたやん?」

そういえば、昨日の帰りにいろいろ聞かれたな。

「家にちょうど材料揃ってたから、俺のとは別々に料理して作ったんだ
だから、俺と日暮の弁当の中身違うだろ?」

そうだったんだ…。

「もしかして、余計だった?」

夏枝君が申しわけなさそうな顔で聞いてきて、慌てて笑顔で答えた。

「ううん、そんなことないよ
夏枝君、本当にありがとう」

僕は、夏枝君の作った弁当を食べ始めた。

「うん!
どれもこれも凄く美味しいよ♪」

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