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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「それは作りがいがあったぞー♪
でも流石に、海苔巻きおにぎりは日暮の母さんには、勝てないだろうな(笑)」

「うん
でも、夏枝君が作ったのも美味しいよ」

僕は、素直な気持ちで言った。

だって、夏枝君が作った海苔巻きおにぎりも美味しかったから。

「それなら、また作るよ」

「えっ?」

「また、日暮に食べてもらいたいしな
良いか?」

「ありがとう!」

夏枝君に、お礼を言う。

「そうだ、明日の土曜日は学校休みだから僕の家来ない?
お母さんにも、紹介したいし
たいした、おもてなしは出来ないけど…。」

「別に良いぞ
日暮の家、遊びに行きたいと思ってたしなー♪」

「じゃあ、明日昼ご飯食べて13時に公園で待ち合わせは?」

「それで良いよ」

それから数時間が経ち、放課後がやってきた。

いつもどおり、夏枝君と良縁公園まで一緒に帰る事に。

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