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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「日暮の母さんに料理を教えてもらったり、それでお前にも美味しい弁当、料理も作ってやれる
日暮が、風邪とかで学校を休んだらお見舞いにも行く」

少しでも、日暮の母さんの負担を軽くしたい。

「もし、お前の母さん許してもらえるなら、高校卒業後に日暮と日暮の母さんと、3人でこの家に住みたい
また後で、お前の母さんにも言うつもりだ」

「そんなの、無理だよ…。
男同士なんて、いくらお母さんでも…認めてくれないよ…。」

日暮の弱気な、言葉に俺は反論した。

「そんなの、実際にやってみないとわかんないだろ!
してもないことをする前から諦めんなよ!
認めてもらえないなら、認めてもらえるまで説得してみせる!」

「そんなの、わかるわけないよッ…。
大きくなったら、他に好きな女の人とかできるかもしれないし…。」

「ッ!!」

俺は、日暮の顔に自分の顔を近付け―――――

日暮の口に、キスをした。

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