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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「夏枝…君?」

「これでも、まだ信じられないか?
言っとくけど、ファーストキスなんだからな
俺は、本当に好きになった奴に出会えるまで、ファーストキスをとってたんだから、信じなかったらショックだぞー」

俺の言葉に、日暮は涙を流す。

「本当に…信じて良いの…?
お母さんのことも、笑顔な毎日に送れるように、してくれる…?」

「あぁ、約束する!
絶対にだ!!」

俺は、笑顔で答えた。

「夏枝君、ありがとう…。
本当に…本当に、ありがとう…。
これからも、よろしくね…。」

日暮は涙を流してるけど、安心したような幸せに満ちた表情をしていた。

その後、俺と日暮は居間にいる日暮の母さんに日暮への気持ちを全て伝える。

すると、日暮の母さんから意外な答えが返ってきた。

「そうだろうと思ってたわ
明人が、夏枝君のこと話す時の表情といい、夏枝君の明人への接し方を見てたらね」

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