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夏枝君はニコッとしながら、握手を求めてきた。

僕も、笑顔でそれに答えて握手を交わした。

「改めて、自己紹介な
俺、夏枝朝人(なつえだあさと)
よろしくなー♪」

「日暮明人です、よろしく」

◇良縁高校・教室◇

あれから、僕と夏枝君はすぐさま何食わぬ顔で、教室に戻った。

不良達も、少ししてから戻ってきた。

１人の同級生に、４人掛かりで負けたのが屈辱なのか、僕達の方を睨んてから不良２人組は自分の席に着いた。

それから、数時間経って今は昼休みの時間。

僕は、夏枝君と昼ご飯を食べる事に。

「まさか、夏枝君が格闘技のマニアだったなんてね
どうりで、あんなに強かったんだ」

「俺は、小学校の頃から格闘技が好きでさー」

同じクラスの人達も教えてくれたんだけど、夏枝君は空手、中国武術、テコンドー、カポエイラ、サバット、カンフー、ジークンドーを独学と道場に通って会得したんだって。