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パベル「別れの挨拶は終わったかい？」




エクレア「へぇ～あんた、グラデラを邪魔せずに行かすとは優しい所もあるんだね～」




パベル「いや、お前の隠しているその魔力、まだ全力ではないみたいだね、僕が久しぶりに本気を出さないと勝てないかもね」




エクレア「期待させるわね、楽しみだわ」





魔法使い同士の戦いが始まり、グラデラは駆け足でハクを担いで登るとそこにいたのはエミリアであった





エミリア「まさかあのアビスから出てこれるなんて・・・・しかも余計な人達まで助けて・・・・困ったわ～」




グラデラ「ムルクお嬢様を返して頂こうか！」




エミリア「ふふっ残念だけど貴方の知っているお姫様はもういないわ」




グラデラ「まさか殺したのか？」




エミリア「殺す？ふふっ、殺す為にわざわざ拐う必要はないわ、彼女は新たな神への生け贄になってもらったわ」




グラデラ「おっお前って奴は！」




グラデラが前に足を踏み入れたら足に黒い槍が刺さる




グラデラ「ぐあああっ！」




エミリア「あらあら、これは私の攻撃じゃないわよ？」



床に膝をついて黒い槍を引き抜こうとするが激しい激痛が身体中を走る