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セーラーエンジェルズ

第1章 GO、プリティでキュートで天使な女子高生

紫のスカートを翻して紫音が微笑む。
確かにセーラー服みたいなステージ衣裳のアイドルは多い。真似したと思われないように、個性を主張できるように紫音はライブではセーラー服みたいな衣裳は避けている。

「まあ、悪くはないかな」
「どう、似合うかしら」
碧衣と茶奈は水色と薄緑のセーラー戦闘服でセクシーにポーズを決める。

イケメンの美男子が男の娘してるみたいな碧衣、大人女子がセーラー服のコスプレをしてるみたいな茶奈はそれぞれ妖うさとエロティックさを醸し出している。

「すげぇ、セーラーウラヌスとネプチューンだ」
「ううっ、ふたりだけエロカッコイイ大人の魅力でズルい」

紅葉と紫音と蜜柑はふたりのエロカッコよさを羨ましがって拳を握りしめる。

「お喋りはそのへんにしてセーラーエンジェルズ出動よ」

マリーに促されて5人は自転車でベルバラ怪人のアバレている街へ急ぐ。
スマートチェンジャーから召喚したこの自転車は超スピードと高性能を誇るセーラーエンジェルズの専用マシンエンジェルペダルである。

街ではなぞなぞ美女がターゲットの幼い少年に次々とインチキで破廉恥ななぞなぞ攻撃をしている。答えられなかったり間違えたりすればカプセルに閉じ込められてツンツンへの手土産にされてしまう。

「なぞなぞをするわよ。男なら持っていたいでっかいモノ、これのデカさで張り合うモノはなぁに?」

なぞなぞ美女がターゲットの小学生男子にいきなりなぞなぞを出す。

「う~ん、でっかい夢かな。ボクもサッカー選手になりたいんだ」
少年はキラキラした目で答えるが・・。

「残念、ハズレ。正解はおちんちんだろ~がぁ」

「そ、そんな」
少年はガックリとうなだれる。

「でっかいおちんちんは女を悦ばせるんだよ。そもそもサッカー選手になりたいのだって女をはべらかしてウハウハしたいからだろ~が」

「違う、ボクは純粋にサッカーが好きなんだ。ボールはともだちさ」

「うお~っ、この期に及んでショタコン女子を急増させたアニメのセリフを持ち出すとはなんちゅうエロガキだ。ほれっ」

なぞなぞ美女はいきなり際どいヘアヌード写真を取り出して少年に見せつける。少年は真っ赤になってモジモジする。

「キレイ言を言ったってヌードひとつでおちんちんはでっかくなっちゃったんだろう。罰の前にでっかいおちんちんを見てやろう。お姉さんに見してみ」

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