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セーラーエンジェルズ

第1章 GO、プリティでキュートで天使な女子高生

なぞなぞ美女の魔の手が少年のズボンを脱がそうと迫る。貞操の危機。女の怪人に襲われて エッチな写真を見せられた状況ながら勃つことを覚えたばかりのおちんちんはしっかりと反応している。こんなことが知れたら好きなあのコに嫌われちゃう。少年は真っ赤になって涙ぐむ。

「待ちなさい❗」

高らかな声が響いて赤の戦士レッドモミジのジャンピングキックがなぞなぞ美女に炸裂する。不意を突かれたなぞなぞ美女は盛大に吹っ飛んだ。

「もう大丈夫よ」
「怖かったね。ズボンが脱がされなくてよかったわ」

紫の戦士バイオレットシオンと橙の戦士オレンジミカンが優しく少年を助けてあげる。

「感心しませんね。年端もいかない少年くんにエッチでインチキななぞなぞなんて」

「それから、少年にはまだ刺激が強すぎるエッチな写真なんて見せるなよな」

青の戦士マリンアオイと緑の戦士エメラルドサナが背中合わせで颯爽と立って敵を挑発する。

「おのれ~。みんな出ておいで」

なぞなぞ美女は怪しげな躍りを躍りながら攻撃する戦闘員オドリコを出現させる。

「いきなり出てきて邪魔をするとはキサマら何者だ」となぞなぞ美女は5人を威嚇する。

「よくぞ訊いてくれました」とレッドモミジはニッコリと笑う。

「赤色元気、レッドモミジ」
「橙太陽、オレンジミカン」
「水色クール、マリンアオイ」
「緑ビューティー、エメラルドサナ」
「紫爛漫、バイオレットシオン」

5人は次々にポーズを決めて名乗りを上げる。そして・・・

「GO、プリティでキュートで天使な女子高生、セーラーエンジェルズ」

全員での名乗りポーズもバッチリ決まった。

「お~っ、か~っこいい」

セーラーエンジェルの名乗りを見てオドリコたちは拍手までして盛り上がる。

「バカモノ~、敵の名乗りに見とれてどうする。さっさとかかれ~」

なぞなぞ美女に怒鳴られてオドリコたちは慌てて妙な躍りを躍りながら攻撃をしかける。

「なんだか戦いにくい相手ね~」
「タイミングが取りづらい」

オドリコの奇妙な踊りは5人を翻弄して戦闘員ながら苦戦を強いられる。

「みんなだってアイドルなのよ。特訓を思い出してあたしたちの歌とダンスを見せてあげようよ」

バイオレットシオンが音頭を取って5人はさっきまで練習していた歌とダンスをしながら反撃を開始する。

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