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セーラーエンジェルズ

第1章 GO、プリティでキュートで天使な女子高生

「そういうこと、今のは子猫ちゃんたちの正解。そして、あんたの正解はこれかな」

マリンアオイはいつの間にかなぞなぞ美女に接近して耳元に息を吹きかける。イケメンなアオイに迫られてなぞなぞ美女はドギマギしている。

そしてマリンアオイはどこに隠していたのか電動コケシ(バイブ)を取り出した。
ひとりで使うために持っていたのかサナとラブラブする時に使うために持っていたのかは謎である。

「あ、ああん、やめて」
なぞなぞ美女はイケメンのアオイに迫られて妖しく身悶える。

「欲しいくせに。素直になりなよ」
アオイはなぞなぞ美女の耳元に息を吹きかけて股間に電動コケシを押し当てる。

「ああん、ダメ~、イク~っ、で、出ちゃう~」

電動コケシに股間を攻撃されてなぞなぞ美女は喘いで悶えて潮まで飛ばして大変なことになった。

「きゃ~」
「子供が見たり聞いたりしてはいけないものよ」

レッドモミジとオレンジミカンとバイオレットシオンは少年の前にバリケードのように立って目や耳を塞ぐ。

「あっ、ああん、ああっ」

イキまくっているなぞなぞ美女を見てマリンアオイは嬉しそうに電動コケシを激しく動かす。

「お楽しみのようね~。とっくにカプセルは奪取したのに、いつまでよそのおなごと楽しんでいるのかしら」

不敵に笑いながら、しかし目には怒りを含んでエメラルドサナはマリンアオイを見つめる。

「そ、そうか、カプセルは奪取したか。ゴメンなサナ、あとでお詫びはたっぷり」

イケメンも台無しにアオイはサナにペコペコと頭を下げる。

「ったく、もう」

サナは少し膨れっ面をしながらも怒りが溶けたようにニッコリと微笑む。

「お、おのれ、よくもわたしの恥ずかしいところを・・それにしてもいい男だ、少し嬉しかったけどね・・」

イキまくったなぞなぞ美女はヘロヘロになりながらもセーラーエンジェルズに戦いを挑む。

「あら残念、こう見えてもアオイはれっきとした女のコよ」
とエメラルドサナは愉快そうに笑う。

「そういうこと」
マリンアオイもお得意のちょっとキザな微笑みを見せる。

「な、なんと・・女あぁっ❗」
イケメンとのウハウハを楽しんだつもりになっていたなぞなぞ美女はがっくりとうなだれる。

「GL趣味はないのに女にイカされたとは、よくも騙したなあぁっ。わたしのなぞなぞも汚しやがって、絶対に許さんぞ~」

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