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短編集

第1章 どれがすき?

「んああっ」

璃空は熱を帯びた突起をキュッとつまんで引っ張る。

「あぁんっ…んやぁ…あっ」
 
しびれるような刺激に、ぴくぴくと反応するカラダ。

お尻辺りに璃空の硬く熱いモノを感じながら、私は山場を迎えた。

「…もう?」

ボーッとする頭に、璃空の不満げな声が響く。

確実にうまくなっている。
というか、私のツボを得ている。
悔しいぐらいにキモチガイイ。

「……ばか」

なんとか息を言葉に変えてつぶやく。

「…じゃあ、次ね」

私を仰向けにひっくり返すと、ショーツを取り去った。

「…ひゃっ!?」

「…ぐちょぐちょ」

あー!もうわざわざ言わないで!
叫ぶ元気もないので、心のなかで叫ぶ。

「たくさん遊ぼーね?」
「あそ……ぶ?」

ガサガサとビニール袋の音が聞こえる。
このタイミングでこの音……?
玩具とやらを買ってきたのだろうか?

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